渋谷のお花屋さんダナエです。
今日は、ダナエが注目する香りのするバラ「フレグランスローズ」についてご紹介したいと思います。

フレグランスローズに関する私の想い

着目したきっかけ

実家の庭でガーデンローズを母が育てていて花が育つと切り、家の中に飾っていました。

うっとりするような香りで母とともに私もバラが大好きでした。

しかし趣味でお花の教室に通いフラワーアレンジメントをするようになって教室で使うバラには思いのほか香りが少ないことに気が付きました。

お花屋さんの店頭に置いてあるバラもあまり香りがしません。

後に、切り花でも置いてあるだけで香る特別なバラがあることを知りました。

それが、濃いピンクのバラ「イブピアッチェ」との出会いです。

私はすっかり気に入ってしまい、パンフレットにしたり、特別なお客様におすすめするととても好評でしたので、「フレグランスローズ」として他の香るバラもそろえて商品カテゴリーにしました。

フレグランスローズの種類について

香るバラ『フレグランスローズ』はダナエを立ち上げて着目し始めた10年前にくらべて増えてきています。

主な種類が枝分かれしていったり、まったく別のバラが登場したりとありますが、何はともあれ選択肢が増えて嬉しい限りです。

毎シーズン新種を発見するのがうれしい楽しみです。 当ホームページのバラのコーナーではこのようにご紹介しています。

【赤系】ルージュロワイヤル 強香フルーティー

ルージュロワイヤルは名が通ったバラです。香りは強香です。

つぼみの時は赤色で開花するにつれて濃いローズピンクに変化していきます。

最近は茎の強さや花保ちの良さから「フェニックストワ」や「フレグランスレッド」というバラもエントリーしています。いずれもつぼみの時は赤色で開花するにつれて濃いローズピンクに変化していきます。

 

【濃ピンク系】イブピアッチェ 　　強香ダマスク香　　 甘く濃厚なバラの香り

華やかで鮮やかそして上品で・・・。

 

香りや形、茎の安定、出回りの安定などすべてに置いて一番おススメのフレグランスローズです。

 

【薄ピンク系】　ピンクピアッチェ　　 ダマスクモダンの甘い香り

淡いピンクのフレグランスローズは色だけで大変ロマンティック。同じような淡いピンクや白でまとめたり、濃いピンクと混ぜてのグラデーションにしたりおススメです。

【紫系】　パープルレイン 　　ダマスクモダンとティーの香りの混ざったブルー香

青味がかった色でつぼみの時は小さいのですが大きく開花します。香り強め。大人の色合いです。白系のものと混ぜてロマンティックテイスト、濃いボルドー系のものとまぜて大人っぽくなど楽しめます。

【白系】　バニラアイス　　強香 ピュアなフルーティーの香り

 その他白では「ブランシュネージュ」「ボンボンブラン」など。

白は白バラ（香らないバラ）と混ぜてノーブルにまとめるのが人気です。

香りの効用

香りの成分研究から、森林浴の香りと同様の鎮静効果や抗ストレス効果があることが実証されています。

①鎮静効果、安眠効果

ラベンダー精油の3～4倍もの鎮静効果があるといわれています。ティーの香りのバラは特に鎮静効果が高いです。

②ストレスの低減

バラの香りをかぐと、血中のストレス値が低減します。確かにゆったりとした時間が流れてくるような気がします。紅茶を飲みながらゆっくりバラを見つめてみてはいかがでしょうか。

③美肌効果

バラの香りをかぐと皮膚バリアの回復を早める効果があります。ダマスクモダンの香りのバラは特にスキンケア効果が高いです。

④女性に良い

ホルモンバランス調整作用があるとされています。エストロゲンというホルモンの分泌を手助けしたり、体の免疫力を高めてくれる効果があります。

驚きと心に残る・・フレグランスローズの良さ

バラの香りがふわっと空間に満たされると心癒されます。 普通のお花ともらった瞬間の香りが異なるので、ギフトとしても特別感があります。

フレグランスローズをサプライズでプレゼントしていただきました。

このあと部屋に飾ってみると、部屋全体にバラの香りが行き渡りとても幸せな気持ちになったとのことです。

香水のように人工的につくった香りではないからこそ、楽しめるフレッシュでナチュラルなバラの香りは

特別なギフトとして忘れられないギフトとしてお手に取られた方の想いに残るようです。

 

フレグランスローズの残念なところ！？

■開きが早い

当店ではフレグランスローズのご注文に関しては入荷可能日と納品希望日を確認してから仕入れるようにしています。

お受け取りになる方には、香りを楽しみ、満開の姿、開花後の姿も楽しむ（フランスでは開いているバラのほうが好まれる）つもりで寛容に楽しんでいただけたらと思うのです。

■花びらが弱い

普通のバラに比べ花びらが弱いというのがあります。良い言い方をすればナチュラルな環境から今摘んできましたというような雰囲気で外側の花びらがすこし切れてしまっていたり（その部分の花びらを取ればよいのですが）単体では少し弱々しく見えます。

 

以上と今までご提供してまいりましたお客様の反応からの経験を加味いたしまして、フレグランスローズ+香らないバラ　とミックスをしてギフトとして見栄えと香り両方が楽しめるようにいたしております。

フレグランスローズのご注文

フレグランスローズの商品はこちらで紹介しております。 オンライン上で注文・決済することが可能です。 贈り物にフレグランスローズはいかがですか？

Q:おすすめの品種は何ですか？

A：濃いピンクの「イブピアッチェ」です。濃いピンクの場合は他にも類似品種が数種あり品質が安定しているのと香りも強いのでご満足いただけると思います。

Q：おすすめの季節はいつですか？

A:開きが早いことがあり暑い時期はおすすめではありません。それは他の花にも同じくいえることですが。クール便の季節の6月下旬～8月くらいは避けた方が良いと思います。

Q:店頭で買えますか？

A：主に注文品として扱っている関係で店頭に入荷していることは稀ですが一度お電話でお確かめくださればと思います。